ご挨拶~MESSAGE~
当事務所のホームページをご覧くださりありがとうございます。
大阪を拠点に個人で社労士・行政書士事務所を運営しています杉本匡史と申します。
本業は人事労務の専門家で顧問先様を専門的にサポートしており、さらに社会課題解決活動として「治療と仕事の両立支援」活動に取り組んでいます。
両立支援や就労支援という言葉は最近でこそよく聞きますが、企業(事業主)側への支援という面では中々ピンとこないのではないでしょうか。
様々な所で治療と仕事の両立支援としてセミナーが開かれていますが、患者視点からの面、また使える制度重視と、事業主側の視点が弱いように感じます。
両立支援は周囲の理解と配慮そして職場環境の整備が不可欠で、事業主様なくして成り立ちません。
その事業主様の視点でも寄り添えるのは、常に会社と正面から向き合っている…まさに社会保険労務士だからこそ、できることがあるものと自負しています。
中小企業は特に「がん患者等の就労支援どころじゃないよ」「もっと他に優先してやらないといけないことあるから」などの声も聞かれ、他に様々な課題を抱えています。
とは言え、今まで会社に貢献してきた従業員が「がん」に罹患したからと言って、大切な人財を失うのは企業にとっても社会にとっても大きな損失です。
さらに、昨今の人手不足は企業にとっても深刻な問題であり、大切に育てた従業員の離職をいかに防ぎ、さらには人が集まり選ばれる企業になるかを考えていくことが大切ではないでしょうか…。

続きを読む(以下、長くなりますのでご興味のある方のみこちらから)
ここからは自分ごとでのお話です…。
家族の病がきっかけで社労士資格を取得したものの、土台も特別な人脈もない中でのスタートでした。
その中でも、お仕事とは別に社会貢献活動はしていこうと考えていました。
そこでまず、自分の出来る事は何か…必要とされ求められることは何かと、過去を棚卸しすることから始めました。
歩んできた道を振り返り気付いたことは…自分が家族の立場で治療と仕事の両立で悩み苦しんできたこと、その中でもいろいろな方の支援を受けここまでこれたこと、そして私の経験を頼って様々な方が相談に来てくれたことでした。
当初は患者支援として、がん患者さんやご家族・医療者の相談にのっていましたが、仕事との両立は会社側の理解や配慮なくしては成り立たないことにジレンマを感じつつの活動でした。
特に中小企業は優先順位で考えると、この分野は決して上位ではありません。
とはいえ、人材不足や従業員の高齢化など、治療と仕事の両立はどの企業にも関係することで、今後避けてることが出来ない課題です。
裏を返せば、まだまだ取り組んでいない会社が多いとするなら、先行して取り組むことで優位性が得られます。
そこで、当事務所では社労士としての専門性と長年の経験相談実績を活かすべく、従業員が「がん」等の病気に罹患しても、治療をしながら仕事を続けられるよう企業での取組みを全面的に支援しております。
と同時に…
本業としての社労士業に関して、知識・経験も同時に強みを持つべく、手続き等業務だけでなく、労働問題・トラブルなど紛争解決まで出来る専門家(特定社労士)になることを目標に掲げました。
将来的には「個別労働紛争(あっせん)業務」まで視野に入れていたので、社労士が苦手とする民法と憲法の知識も得ようと、一念発起…行政書士試験にもチャレンジし合格しました。
とは言え、その目標は特定社労士資格を取得することだけでは達成できるものではなく、実際の現場であっせん業務を経験することが必要と考えました…が、それは願うばかりで中々現場経験の機会にめぐまれませんでした。
しかし願えば叶う…運よく特定社労士研修のグループリーダーからあっせん委員(現在も在任中)までお声がけしていただき、そのおかげで現場実践の機会にめぐまれました。
今では労働相談やトラブルの相談も多く受けております。
現在、当事務所は事業として労務対策・労働問題解決を核とした社労士業、その上で社会課題解決支援として「治療と仕事の両立支援」に両輪で取り組んでいます。
なお、通常の社労士業務に関しましては、別サイトでホームページがありますので是非そちらもご覧ください。
理念~PHILOSOPHY~

ビジョン~VISION~
杉本社会保険労務士事務所は、事業主様がお困りの際、最初に思い浮かぶ存在であり続け、経営者様のビジョン実現、従業員の皆様にとっても夢のある仕事が達成できるよう、事業の持続発展に寄与いたします。
ミッション~MISSION~
杉本社会保険労務士事務所は、一社一社、お一人お一人丁寧に寄り添って、時代の変化に対応しかつ社会のニーズに合わせ、組織を自律的にアップデートできる仕組みと環境作りを人事・労務の両面において、裏方からサポートいたします。

自己紹介~PLOFILE~
保有資格
- 特定社会保険労務士
 - 行政書士
 - 社会福祉士
 - CFP®(ファイナンシャルプランナー)
 - 両立支援コーディネーター
 - 医療労務コンサルタント
 - 簿記論・財務諸表論科目合格(税理士試験)
 
主な活動実績
- 2017年~現在
国立病院機構「大阪医療センター」相談員 - 2020年~2024年 全国社会保険労務士連合会「特定社労士試験」グループ研修リーダー拝命
 - 2020年~現在 医療機関(主に患者向け)用に冊子「がんとお金のガイド」作成
 - 2023年~現在
大阪社労士会「労働紛争解決センター」紛争解決委員(あっせん委員)拝命 - 各種セミナー
企業人事総務向け 各保険会社
労働組合
医療機関
看護協会 NPO法人
その他行政主催等 多数 
主な関与先
- 学校法人(認定こども園・幼稚園・保育園)
 - 障害福祉(放課後デイ・児童発達等)
 - 医療法人
 - 歯科医院
 - 運送業
 - 製造業
 - 小売業
 - 保険代理店
 - 美容業
 - 林業
 - その他
 
略歴
大阪府大阪市出身
関西学院大学 卒業
沿革
将来的な独立・開業を視野に取得。
個人・ビジネスリスクに取り組む。
同時に「がん患者・家族」の支援活動を始め、国立がん研究センター「患者市民パネル」のメンバーに。
大阪社労士会「がん患者等就労支援特別部会」立上げに関わり、副部会長を勤める。
総合病院の相談員として活動開始。また労働問題・トラブルにも積極的に取り組む。
相談員を経験して、さらなる学びが必要と…知識+対人交渉・傾聴スキルを習得。患者・ご家族支援をさらに専門的な面から支援。
労使紛争あっせん委員拝命により民法・憲法・貨車法等の知識を習得するために取得。
社労士業務の幅を拡げるため開業。創業・起業支援を開始。
周辺知識を活かしながら、労働問題を中心に活動。また、原点に立ち返りつつ、企業側の視点・立場から就労支援に取り組む。
社労士取得から両立支援に至るまで
家族が「希少がん」に罹患…結婚数年後の30代後半で「がん患者家族」として仕事との両立生活へ。
まさか30代で…新婚生活も落ち着いてきた頃に一変、私達夫婦の10年以上に及ぶ長い闘病生活が始まりました。
闘病生活も経過観察期間に入り、今までの自身の経験を活かしたく、平成25年「社会保険労務士」資格取得。
同時に、ピアサポーター研修受講の上、治療と両立支援など、患者・家族の支援活動に取り組み始める。
国立がん研究センター「がん対策情報センター 患者・市民パネル」委嘱を受ける。
大阪市内のがん診療拠点病院にて、ピアサポーターとしてボランティア活動に携わる。
大阪府社会保険労務士会にて「がん患者等就労支援特別部会」立上げに携わる。
社労士会においても「治療と仕事の両立支援事業対策」に取り組み始める。
独立行政法人労働者健康安全機構「両立支援コーディネーター」研修受講、資格取得。
がんも含め、他の疾患の治療と仕事の両立支援の基礎を学ぶ。
国立の「がん診療拠点病院」で相談員を勤める(現在まで数百件の相談に対応)。
医療ソーシャルワーカーと連携して、患者・家族の支援活動を行う。
京都の「がん診療拠点病院」の依頼により、社会保険の冊子「がんとお金のガイド」を作成。
パッと見てわかりやすい冊子を念頭に、現在も都度改訂版を作成。
福祉関連施設の実習を経験して現場を知りたいと「社会福祉士」資格を取得、登録。
その後に取得する「行政書士」資格も活かして、業務の幅を拡げる。
様々な業種の企業様と顧問契約を結び、継続的に労務管理や社会保険の手続きをサポート、人事労務に関する相談対応や法改正の情報提供、労働トラブル対応、あっせん業務など幅広い業務を行いつつ、社会貢献として治療と仕事の両立支援を行っている。
| 事務所名 | 杉本社会保険労務士・行政書士事務所 | 
| 代表者 | 杉本 匡史 | 
| 所在地 | 大阪市東住吉区杭全8-4ー21 | 
| 事業内容 | 社会保険労務士業全般(労働問題が強み) | 
御礼
当事務所のホームページをご覧くださり、誠にありがとうございました。
私へ依頼を下さった方々、検討くださっている方々には感謝の言葉しかありません。
本当に本当にありがとうございます。
この分野はとても時間のかかる社会課題であり、その解決は私一人ではなしえません。
ハードル高くとも、是非この事業・活動を継続していけるよう頑張っていきたいです。
お役に立てる機会がありましたら嬉しく思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
特定社会保険労務士・行政書士・社会福祉士・CFP® / 杉本匡史
	
